「3 月のライオン」という題名の意味

「3 月のライオン」(羽海野チカ)の表紙には、"March comes in like a lion" と題名が英訳表記されています。

これは、"March comes in like a lion and goes out like a lamb."(3 月は、ライオンのように荒々しい気候で始まり、子羊のように穏やかな気候で終わる)という英語の慣用句の前半です。

「3 月のライオン」第 2 巻「先崎 学のライオン将棋コラム (4)」より。

順位戦は六月にはじまり月 1 局ずつ、三月までかけてやります。
三月の最終局に昇級(降級)をかけた棋士は、この漫画のタイトル通り、ライオンになるのです。

「ダ・ヴィンチ」2008 年 4 月号の「羽海野チカ●ロングインタビュー」より。

『3 月のライオン』という印象的なタイトルは同名の映画からだという。
「映画は観てないんですが、そのポスターが好きだったんですね、すごく。
おかっぱの女の子が食べかけのアイスをくわえているポスターで、その表情がまたすごくよかったんですよ。
それでその映画は観てないんですが、タイトルは頭に残っていて。
イギリスのことわざなんですよね、これ。
3 月はライオンのようにやってきて、子羊のように去る。
物語がつくれそうな言葉だなとずっと思っていたタイトルです」

以下の扉絵がアイスを巡る物語なのは、そのポスターに由来するのでしょう。

  1. Chapter 2「河沿いの町」
  2. Chapter 3「あかり」
  3. Chapter 4「橋の向こう」
  4. Chapter 5「晴信」
  5. Chapter 6「夜空のむこう」

「ハチミツとクローバー」(羽海野チカ)第 3 巻 Chapter 20 より。

その晩

強い春風が
ライオンのように

かけめぐって

街中の
サクラを

一晩でみんな
どこかへ

連れ去って
しまいましたとさ

リンクはご自由にどうぞ。以下をご利用下さい。
<a href="http://www.loc-lion.com/">「3 月のライオン」棋譜・盤面の解説とロケ地</a>
<a href="http://www.loc-lion.com/title.html">「3 月のライオン」という題名の意味</a>