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- 第 20 期獅子王戦第 4 局
- 先手▲宗谷冬司/後手△島田開
- ▲2六歩
- △3四歩
- ▲7六歩
- △8四歩
- ▲6六歩
- △8五歩
- ▲7七角
- △3二銀
- ▲2五歩
- △3三銀
- ▲8八銀
- △5四歩
- ▲6八角
- △3一角
- ▲7七銀
- △5二金右
- ▲7八金
- △4四歩
- ▲5六歩
- △4三金
- ▲5八金
- △3二金
- ▲6九玉
- △4一玉
- ▲6七金右
- △6二銀
- ▲7九玉
- △7四歩
- ▲8八玉
- △6四角
- ▲3八銀
- △5三銀
- ▲2七銀
- △4五歩
- ▲2六銀
- △4四銀右
- ▲1五銀
- △3五銀
- ▲2六銀
- △同銀
- ▲同飛
- △5八銀
- ▲6五歩
- △5三角
- ▲2八飛
- △6七銀成
- ▲同金
- △7三桂
- ▲6六銀打
- △3一玉
- ▲4六歩
- △3五角
- ▲4五歩
- △6八角成
- ▲同飛
- △5五歩
- ▲7五歩
- △5六歩
- ▲7四歩
- △8六歩
- ▲同歩
- △5七歩成
- ▲同金
- △7六歩
- ▲同銀
- △5九角
- ▲7八飛
- △8六角成
- ▲8七歩
- △7六馬
- ▲同飛
- △8五金
- ▲7三歩成
- △7六金
- ▲8二と
- △6七銀
- ▲7八銀
- △2八飛
- ▲6七金
- △同金
- ▲7九歩
- △7八金
- ▲同歩
- △6七金
- ▲7一飛
- △2二玉
- ▲4一銀
- △4二金寄
- ▲3一角
- △1二玉
- ▲3二角
- △2二銀打
- ▲同角成
- △同銀
- ▲3一金
- △3二金
- ▲同銀不成
- △7九角
- ▲9八玉
- △1四歩
- ▲2一金
- △5一歩
- ▲2四桂
これは、2005 年 7 月 10 日に行われたプロ公式戦 1 回戦第 2 局の棋譜です(先手▲郷田真隆/後手△三浦弘行)。

第 4 巻 159 ページ 1 コマ目。
島田「みぞおちの中で黒い沼が」

第 4 巻 160 ページ 2 コマ目。

第 4 巻 160 ページ 4 コマ目。
「6七銀 『詰めろ』だ」

第 4 巻 160 ページ 5 コマ目。
「2八飛 また『詰めろ』」

第 4 巻 161 ページ 5 コマ目。
「しのいだ!?飛車と歩 たった 2 枚で!?」
「しかも手番が宗谷に!!」

第 4 巻 162 ページ 5 コマ目。

第 4 巻 162 ページ 6 コマ目。

第 4 巻 165 ページ 2 コマ目。
桐山「いや…いや違う」
第 4 巻 172 ページの宗谷の「美しかったのに………」について、2 ちゃんねるに元ネタの指摘がありました。
梅田 あの……よく言われている、「羽生さんは相手が悪い手を指すと嫌な顔をする」という伝説があるでしょう?
あれは、実際に、そういうことがあるんですか。
羽生 あははははは(笑)。
いやー、たとえば、テニスのラリーがうまい調子で続いていたら、それはもうずっと続いてほしい、という思いは、ありますよねぇ?
梅田 「早く勝ちたい」ではなくて、ラリーがずっと続いてほしいと、そうか。
やっぱり、相手がまずい手を指すと、羽生さんは無意識のうちに嫌な顔をしているんですね(笑)。
羽生 や、嫌な顔はしていないとは思うんですけど!(笑)
でもそれは、もし自分が(同じように悪手を)指したらガッカリする、というのは、あるでしょう。
同じことですよ。
梅田 相手が悪い手を指すと、普通は「おお、しめしめ、俺が勝った!」となるわけですが、羽生さんは「美しい均衡が続いてほしかったのになぁ」と思われるわけですね。
羽生 それで相手に落胆させられるとか、何か美学のようなものがある、というのではないんですよ(笑)。
ただ、ちゃんと、ピシッと、そういうコースに帰ってくる将棋がいい。
相手でも自分でも、どちらかが悪い手を指すと、もっとすごいものを作り出せそうなチャンスがなくなってしまった、ということですから。
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<a href="http://www.loc-lion.com/">「3 月のライオン」棋譜・盤面の解説とロケ地</a>
<a href="http://www.loc-lion.com/rec/v04p137.html">宗谷冬司と島田開の将棋</a>