「3 月のライオン」のマンガ大賞 2011 受賞

2011 年 3 月 17 日(木)、「3 月のライオン」(羽海野チカ)がマンガ大賞 2011 を受賞しました。

ちなみに、マンガ大賞 2010 では第一次選考落ち/マンガ大賞 2009 では 3 位でした。

マンガ大賞とは、2008 年に書店員を中心とした有志による選考委員・実行委員が設立した賞で、前年に刊行されたマンガ(最新刊が 8 巻以下のもの)から選ばれます。

マンガ大賞 2011 の受賞作品は、以下の通りです。

  1. 「3 月のライオン」(羽海野チカ)75 pt
  2. 「乙嫁語り」(森薫)55 pt
  3. 「アイアムアヒーロー」(花沢健吾)51 pt
  4. 「花のズボラ飯」(久住昌之/水沢悦子)50 pt
  5. 「失恋ショコラティエ」(水城せとな)47 pt
  6. 「さよならもいわずに」(上野顕太郎)42 pt
  7. 「進撃の巨人」(諫山創)41 pt
  8. 「刻刻」(堀尾省太)38 pt
  9. 「ましろのおと」(羅川真里茂)36 pt
  10. 「ドリフターズ」(平野耕太)35 pt
  11. 「ドントクライ、ガール」(ヤマシタトモコ)35 pt
  12. 「主に泣いてます」(東村アキコ)27 pt
  13. 「SARU」(五十嵐大介)21 pt

ニッポン放送「オールナイトニッポン R〜マンガ大賞 SP〜」(27:00 〜 28:30) 2011 年 3 月 18 日(金)に、羽海野さんが電話出演しました。

  • パーソナリティ
    • 吉田尚記(ニッポン放送アナウンサー)
  • 進行
    • 友田亮(元「ヤングアニマル」編集部員/現「花とゆめ」編集長)

内容を以下にまとめます(敬称略)。

  • 入社してから 18 年間、「ヤングアニマル」編集部に在籍していたが、2 月 1 日に人事異動があり「花とゆめ」編集長になった(友田)
    • 「花とゆめ」編集長の傍ら、「ヤングアニマル」連載の「3 月のライオン」も担当
      • 連載を起こしただけでなく将棋のアマチュア有段者だからだが、白泉社では初めてだろう
  • 第 4 巻の島田開と宗谷冬司の対決は、羽海野も「うまく描けた」と言っている(友田)
  • 一昨年ノミネートされたときも嬉しかったが、今年は受賞できてとても嬉しい(羽海野)
    • 受賞が発表された昨日、アシスタントから花束を貰った
  • 前作「ハチミツとクローバー」が読者に受け入れられたのはよかったが、次回作はどうなるか不安だった(羽海野)
    • 「ハチクロ」終了後、色々な編集者に「次も『ハチクロ』みたいな作品を」と言われたが、同じような作品では駄目だ、と強く思った
  • 1 人で頑張り続ける男の子か女の子を主人公にしよう、とは思っていた(羽海野)
    • マンガ家とプロ棋士は近い、と思う
  • 「ハチクロ」の読者層は若い女性だったので、男性の登場人物がみんな若かった(羽海野)
    • 「3 月のライオン」には、男性の登場人物の年齢が幅広くて楽しい
      • 逃げられない立場の男女が、逃げずに戦う姿が好き
  • 作中に登場する食べ物は、自分が今食べたいもの(羽海野)
    • 読者が料理を再現した写真を見るのが楽しい
  • 足立区出身なので(作中に登場する隅田川ではなく)荒川が近く、大きな川が好き(羽海野)
    • 川の傍の物語にすることも決めていた
  • 達成感は人間に必要だが、面倒くささももれなく付いている(羽海野)
  • 男性の登場人物の台詞は仕事中の自分から出たもので、川本あかりたちの台詞は普段の自分から出たもの(羽海野)
    • 登場人物の台詞は、自分が日常で考えていること
      • 物語は作っても、台詞まで作ると嘘になる
  • 最終的な読後感を悪くしないことを心掛けている(羽海野)
  • 現在、楽しみな作品は「海獣の子供」(五十嵐大介)(羽海野)

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